トンボ玉着々

2008年12月29日 トンボ玉
さて、無事にトンボ玉体験も済まし
本格的にヤッてみよーーーーと

道具から入る?
お教室は?

ネットでトンボ玉を趣味にしてブログ書いてる人ってけっこう居る。
お教室に通い上達の様子を書き綴る人や
全くの独学で試行錯誤を繰り返しながら上達していく様子やら

さて
私は何を目指す?

決してプロになりたいわけじゃない。
でもいつまでも下手糞のままでも嫌。

これってどうやって作るんだろう????
と言う細工を見ると、ネットで動画を配信してる人さえ居るし
ノウハウのハウツー本も出てる。

ただ
体験でもわかるように
見るとヤルとじゃ大違い

頭で理解してても手が付いていかない。
バーナーは1000度近い火力でガラスを溶かすわけで
一歩間違えれば大怪我するし火事にもなろう。
第一、器具を揃えるにもピンキリで
簡易バーナー(トーチ)で出来るセットから
医療現場でも使われるような酸素のレギュレーターを使った
酸素バーナー(パイレックスなどの硬質ガラスも溶かす)などは
2~30万円。

趣味で楽しむのならカセットコンロのような形の
バーナーもある。3~4万円。

お道具もピンキリ
コテとかピンセットとか千枚通しのような道具とか

使われてる素材や仕上げによってピンセット一つ取っても
100円~5000円

はぁ~~~

調べれば調べるほど
私は何を目指し、どうしたいのかをある程度イメージしておかないと
道具一つ買えない。

ズブの素人でド初心者なわけで、ゼロの状態。
100円のピンセットから初めても5000円のピンセットだろうと
作れる物は同じ物が出来上がるだろう。

道具ってある程度の技術が身についてからこそ
良い物と悪い物の違いがわかるのだろう。

ロクに丸く作れないような初心者だとどんなに良い道具を使っても
猫に小判。

ならば
最初は続くか続かないかわからない。
続けたいと思うか止めたいと思うかだけなのだろうが

「やっぱ私には無理。合わない。や~めた」と思うかも知れないのに
最初から高級品を揃えて無駄にしたくない。って思いと

中々上達しなくったって続けていれば少しは道具も使えるかな~
だったら、後々もっと良い物が欲しいって
100円が500円、500円が1000円5000円と
いくつも買い替えるのなら最初から良い物を?

間を取って3000円くらいから?

うーん

気持ち的には始める前からこんなにワクワクするんだもの
途中で飽きたりしない!って思うけどさー
人の気持ちなんていつどう言う風に変わるかわかんないもんねー

_________________

何は無くても「バーナー」がなきゃ始まらないわけで

独学で始めるにもお教室で習ったのを家でもやってみるも
バーナーは欲しいなぁ~~~

「まずは一度、習ってみたらイイじゃん。」

あーだこーだと毎日疲れて帰ってくる同居人捕まえて
ウダウダとウンチクを並べる。

自分じゃわからないのだ。
選択肢がありすぎて冷静になれない。
情報ばかりがグルグル回り、どうしたら良いのか見失う。

「そうだよね?!まずは、触れてみなきゃね。
続くか続かないか
どれくらいから始めればいいか
感触を確かめてからでも遅くないよね・・・」

こんな簡単なことなのに同居人から指摘されなきゃわかんなかった。

だよね
まずは、習ってみよう。
それが一番簡単で手っ取り早くトンボ玉に触れられる。

________________

運が良いことにココは東京なので習える場所が多い。
よく独学でトンボ玉を始めた人のブログとか読むと
習おうにも田舎なので近くに教室がなかったから仕方なく
独学で始めざる得なかったと言う人もいる。

それでもどれもこれも素晴らしい作品にたどり着く。
本だけでここまで出来るのか・・・

「これってどうやって作るんですか?」

と聞けば手っ取り早く「こうこうこうするんですよ」と
教えてもらえるのなら私が作りたいトンボ玉に一日も早く辿り着くかも。

だけど
それで良いのか?
右も左もわからない状態で手探りで始めた人は
 
こうやったらこうなるのかー
じゃあこうしたらどうだろう
こうしてもダメならこれならどうだ

様々な経験を踏み失敗や発見を繰り返しながら遅々とだろうが
習得してゆくのだろう。

ある程度の技術の工程はマニュアル化さてれてて
この柄はこうして作る物と決まりがあるようだが
独学で始めた人の中には、今まで常識とされてたような技術でさえ
全く違った手順なのにも関わらず同じような物を作れてしまったりする。
誰にも教わらず、誰の真似でもなく
自分で得た技術は常識だと思われてた事さえ覆すのだ。

でもー
想像するに
すごい大変なんだろーなー
失敗の連続なんだろーなー
中々上達しないんだろーなー

・・・

私・・・
ソバにある「お手軽」から入る事にしました。
お金さえ出せば
教えてもらえるんだもの・・・

_________

「あのー、トンボ玉教室に申し込みたいのですが・・・」

暮れのトンボ玉体験から20日あまり
家で悶々とウダウダとあーでもないこーでもないと考えてた末

何はなくとも、一度通ってみよーーーと電話してみたのです。

家から電車で5分
他にもたくさんある中からココに決めた理由は近いから。
本格的なお教室じゃない。
出張講師が教えるカルチャーセンター。

お値段も本格的に教室を構えるようなところより若干お安い。

手始め手始め~と自分に言い聞かせて・・・

トンボ玉体験

2008年12月28日 トンボ玉
行きましたよ。
娘と

少し早目に待ち合わせて
もうね
話が止まらないの
トンボ玉の素晴らしさ楽しさ綺麗さ

興奮気味に仕入れてきた知識を機関銃のように娘に聞かせる。

まぁ、ある程度想像は出来るけど
私のニワカ仕込みの知ったかぶりの知識に

「あーはいはい」と、軽く流す感じで聞いてくれます。

うううう・・・
やっぱ女の子よね~
同居人よか幾分マシ?

__________

「好きな色を2色選んで下さいね」

先生は若いお嬢さんだった。

一通りセンセのデモンストレーションが終わり
イザ点火!

ってか
センセのやるとこちゃーんと見てたハズだった。
頭の中にもネットでの知識満載。

なのに
なのに

バーナーに火が入ったとたん

頭ん中 真白

右手?左手?上だっけ?下だっけ?あれ?あれ?あれ?

アワアワとウロタエルが熱くなったガラスは容赦なく溶ける。

「あ、あ、あ、あー」

最初は私に付いててくれたセンセが娘の方に向いたとたんに
パニック。

「あーーーー!センセー!!」

__________

「もう!先生がお母さんに付きっきりなんだもん!w」

体験が終わり、娘とお茶を飲みながら反省会(?)

「はぁ~~~~見るとヤルは大違いだわ~」

もうヘロヘロヘトヘトな私。
バーナーの熱さとアセリの汗でウッ汗臭いわ。
全身脱力感でボーッと

出来上がったトンボ玉3つ。
無地1つと簡単な柄入り2つ。

とんがってるし

溶けたガラスを巻き取るステンレスの棒が並行じゃなかったから
ナスビみたいな形になってらぁ~あは

娘のは・・・綺麗な丸


・・・
・・・
・・・

私がギャーギャー騒ぐからセンセは私に付きっきりだったにも関わらず
放ったらかしだった娘は一人黙々と、
でもちゃ~んとセンセに教そわった通りに出来てる。

センス?

若いから運動神経も良いし
吸収力も早いし
怖いものなしって度胸もあるし

・・・

「面白かった?」

「まーね」

「続けたい?」

「どっちでもーそれより裁縫の方が習いたいから教えてよ」

娘はゴスロリとかにハマってて、衣装なんかを手作りしたいんだとサ
私、裁縫は好きで子供の幼稚園バッグやお昼寝布団まで手作りしたから
それで教えて欲しいらしい。

この前はイベント用にコスプレ衣装を作ってあげたし。

_________

「あーーーーーーーーー面白かった~~~」

帰って同居人に身振り手振りで体験談を話すも

「ふーん」

壁に話すよか幾分マシな程度の生返事が返る。

「良かったね。じゃまた続ければイイね」

最後にニッコリ笑って頭ナデナデしてくれた。

でも知ってるんだ
いい加減に話を中断したくなると使う手なんだ。

トンボー

誰かにこの楽しさを話したーい。
共有できる人と話したーい。
いざ、トンボ玉を作ってみた~い!と
思い立ってネットで調べまくるも
情報ばかりが溜まってって
もう頭デッカチでパンク寸前。

まずバーナーにもたくさん種類があるって初めて知った。
ガラスの種類も様々
膨張率ってなんだ?
え?サングラス?危険?紫外線も?え?え?え?

ネットって便利だけど
あまりの情報や知識の多さに
始める前から情報の氾濫に右往左往しちゃう。

目に止まったサイトは[お気に入り]に入れてと。
ズラズラズラ~~~と
どれがどれやら収支がつかないくらいに[お気に入り]が増えて
これじゃお気に入りの機能が達せないじゃん!

とほほ

もうね、頭デッカチじゃなくね
ヤルっきゃないじゃん!
そうよ
ガラスに触ってみてナンボじゃ~い。

_________

「あ、お母さんだけどぉ~」

「ん」

離れて暮らす娘に電話。

「今度さぁ~トンボ玉って言うのを作る体験に参加しない?」

「ん?」

「ガラスで出来た玉をね、バーナーで溶かして作るのよね」

「いいよ」

ははは
意気込みは強いんだけどね。
根が小心者なんで、一人じゃね・・・

「トンボ玉やりたい!」と大騒ぎしてて同居人に興奮気味に
毎日ネットで調べたトンボ玉の知識や情報を話してたんだけど

「ふーん」とツレない。

私が熱く語れば語るほど、ウンザリって言うか呆れ顔。

ビーズの趣味だって文句こそ言わないけど全く興味なしで理解もしない。

四畳半の一部屋をビーズのパーツやら材料で棚が並び納戸と化してる状態。
これ以上今度はトンボ玉で寝る場所さえなくなるんじゃないかって
心配みたいね(^^;

「ね、ね、ね、一緒にトンボ玉体験しよっ!」と誘っても

「うーん。いいよー」と、断りはしないがやる気ないのが丸わかりの返事。

__________________

やっぱ女の子よね~
アクセサリーやキラキラが好きだものね~

でも有名なトンボ玉作家さんて男性も多いのよね。

前の晩なんかもう遠足前の子供のようにワクワクして眠れねーでやんの
あーーーートンボートンボートンボー
早くあなたに会いたい~~~



私B型
凝り性です。


トンボ玉つながり
ビーズ歴10年です。
ビーズの聖地とも言われる浅草橋にも足繁く通ってます。
10年と言っても自分でデザインしたりのオリジナルの物は
ほとんど作れないです。
たいがいは本を見たりキットで作ったりの人の真似ごと。

気に入った物は人にあげたり時に売ったりしてました。

ビーズと切っても切れない延長線上に「トンボ玉」があるのですが
まったく見向きもしませんでした。

なぜなら
ビーズは複雑に編み上げて様々な形にしてゆくのですが
トンボ玉って、自分で作る物と思ってなくて
売ってる完成品を見る限りアジアンノットの紐に通しただけの
ストラップか革などに通しただけのチョーカーしか
知らなかったの。

ビーズやってる人の中であの0.何ミリかの小さな小さな
ガラスのビーズ(シードビーズ)や機械で削ったキラキラ光る
スワロフスキーのような物を作ろうと思う人って居ないと思うのね。
どこかの工場で作られた材料であるピーズやパーツを買ってきて
編み上げて形のある物に仕上げるのがビーズ編み。

誰かが作ったガラス玉のトンボ玉を紐に通しただけなのが
トンボ玉だと思ってて
こんなの幼稚園児にも出来るってね。

そもそも材料を買い揃えて作品に仕上げてゆく過程が楽しいのであって
ガラスを買ってきてビーズを作ってからなんて過程は想定外。

と・こ・ろ・が
トンボ玉こそ
ガラスから自分で作り上げることこそその過程を楽しむって

ビーズの延長線上の仲間だとばかり思ってたのが
全くの別モノって事に今更ながら気づいた。

そりゃ、有名な作家さんが作った素晴らしい芸術作品を買って
自分で紐を通したり着物の帯留なんかにしたりの
お宝のようにコレクションするもトンボ玉の楽しみだろうけど



ははは、無理無理無理って?

自分でもわかってらぁ~い
今の私、トンボ玉体験1回、お教室1回しか行った事ない
バーナーを触ったのたった2回の超ド級初心者。
あんなのが出来るのに10年くらいかかるのかしら?
それとも年数だけ重ねてもとうてい無理無理かも

でもね

これだけはハッキリ言える

トンボ玉に限らずどんな物でも
どんな素晴らしい国宝級の芸術品だろうと何十年の職人技の工芸品だろうと
それを作った人にだって

最初は初心者だった わけよ。

うーん
あまり自分への慰めになってないような気もするが・・・

まぁ
国宝級とまで言わない(言えない)
展示会などに出せるほどとも言わない(言えない)
でも
でも

自分で作り上げるって楽しい!
って気持ちがさ
大切だよね~


トンボ玉~

2008年12月25日 トンボ玉
トンボ玉ってピンキリなんですね。

やっすい中国かどこかで大量に同じ物が作られてるようなのから
作家物と言われる個展なんかするような人が作った一品物から

ガラスの浮き玉探しから始まったネットサーフィンは
いつしか「トンボ玉」探しの放浪の旅に。

花が透明なガラスの中に立体的に浮かぶ「水中花」と言うのが
すっごく綺麗。
どうなってんだろ
どうやって作るんだろう

??????

キレーキレーと見て回るうちに
ハテナマークが

でも
水中花ってのが流行りみたいで、割と出回ってるのね
そりゃもっの凄~~~~く細かくて手が込んでて
ほほほーって見惚れてしまうような物もありますし
お手頃な簡単そうな物もあります。
割にどの人のブログでもショップでも
花花花と花はポピュラーみたいです。

そんな中で

ガガガガガガーン!


衝撃を受けたのが

「クラゲ」です。
ある人のサイトのギャラリーで見た

海の中の風景

透明ガラスを海中に見立ててクラゲや磯巾着が泳ぎ
海藻までがまるで今にでも揺らぎ出すかのように
リアルに再現されています。
細かい泡までもがリアルです。

青い海 白い砂
赤や黄色の色鮮やかな磯巾着やサンゴ
緑の海藻

そこに浮かぶ 白い半透明の儚げな クラゲ

フワーっと細い何本もの足が もうもうもう

ああああああああああ

すっげー!
スゲースゲー!

感動って言うか

たかだか2センチくらいのガラスの玉だよ?
なんで?
なんで、こんなにも壮大で広大な海の中が表現できんのぉ?

うわー
この巻貝なんて渦巻きが細かーい
このクラゲなんて透けてるのにそれでいて存在感ばっちし

見れば見るほど


やってみたい!!
やる!やる!!やるぅーーーー!
やったるでぇー!!

________

「あ、初めてなんですが・・・体験してみたいんですが・・・」

翌日、オズオズと「トンボ玉体験」に申し込みの電話を入れる私なのでした。

暮れのある日

同居人(異性)とホームセンターに行った。
二人の共通の趣味であるアクアリウムに必要な物を買い出し。
欲しかった物が見つからず
水耕植物(ハイドロカルチャー)用の何かで代用出来ないかと
ガーデニングコーナーへ

「処分品 半額」と貼られた哺乳瓶。
よーくよーく見ると
中に小さな直径1センチほどのマリモが二つ。
その水中にガラスで出来たカエルが持つのは
同じくガラスの風船に見立てた浮き玉。

アクアリウムの水槽にマリモが欲しいなと常々思ってたけど
あんな鼻糞みたいな物のクセに割りに高いのよねー

半額~
しかも風船持ったカエルが超カワイイィ~
哺乳瓶もカワイイィ~
お買い上げぇ~

同居人に持たせたのが間違いだった・・・

ガチャ

「ああああーーー!ぶつけたでしょ!」

「大丈夫大丈夫、哺乳瓶って頑丈なんだよ。ほら割れてないでしょ?」

でもイヤ~な予感

はい
見事にガラスの浮き玉は木端微塵でした。

マリモも哺乳瓶もどーでもよい
一番惹かれたのは、水にプカプカ浮かぶ浮き玉が可愛いかったのよね。グスン

「ごめんねー」

同居人は謝りますがあまりたいした事じゃないって軽さ。
半額だしねー

私がどんだけぇガッカリしたか。
ハラワタ煮えくりカエルほどに怒ってたか。

でも、そのままストレートに怒りはブツけられません。

なぜなら

私たちは

「儚い関係」

だからです。

法的に何の義務も責任も負わない関係のただの同居人です。
独身同士なので同棲とも言います。
喧嘩にでもなって飛び出たらそれまでです。
探しもしないでしょう。
探しても見つからないでしょう。

わわわわ

トンボ玉ネタとかけ離れてまったぃです。

_________


どうしたかって言うと
ガラスの浮き玉が、どうしてもどうしても欲しくって
ネットでググりまくって

へー
けっこうありますね。
ガラス細工の店にたどり着きました。

カテゴリーも浮き玉の他に「トンボ玉」が

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そこからでっす。

はじめまして

2008年12月23日 トンボ玉
トンボ玉に魅せられて日記に記録してみたくなりました。

蜻蛉玉

とんぼ玉

たかだか2センチ前後の小さな小さなガラス玉の中に
作者の創り出す壮大な世界観を感じ
最初は
と不思議がるばかりでした。

「自分でも作ってみたいかも・・・」

「自分にも出来るかしら・・・」
になり
「私もやってみたいなぁ・・・」


「ヨーシ!やってみる!やるやる!」
と、意気込みだけが膨らむ毎日でっす。


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