よく言われるのが子供を「叱る」と「怒る」の違い
母からはよく「叱られ」ました
事あるごとに説教され諭されコンコンと言い含められ
同じ話を耳タコな程にスリ込まれました
父から「叱られた」ことはない（と、記憶する）
父はカミナリ親父でした
兄弟喧嘩なんかしてると「だって妹が～！」「だってお兄ちゃんが～！」
なんて、理由は要らない
兄弟げんか⇒騒がしい⇒「ゴツン！」
で、おしまい
その後にコンコンと言って聞かせることもない
まだ、グズグズとしてたりすると、
もう一度こぶしを振り上げるアクションをする
それで子供は黙るのである
ただ
母が毎日毎日毎日言い聞かせてるのに対して
父から落ちるカミナリは半年に１度くらいのモンである
気象のホンモノのカミナリより頻度は低かった（＾＾；
＿＿＿
＜子供は母親が育てるモノ＞と、父は思ってたようだ
と、言うか
父は家のこと全般を取り仕切り動かすのはオンナの役割
オトコは外で働きゼゼコを稼ぐ、一切口出ししない
そんな人だ
だから、家庭は癒しの場所であり、和みの場所であり
笑ってさえいればイイ場所
父の口癖は「ポックリ死にたい」「その日に食える分だけありゃイイ」
年とってから言い出したワケじゃない
私が小さい頃から言い続けてる
面白おかしく好きな事して笑って生きて食える分だけあればイイ
死ぬ時はポックリ死にたいと言い続けてる
「イヤな事、我慢しなきゃならない事があって
それすれば１０年寿命が延びますよと言われたら
オイラは迷わず１０年早死にしても構わんを選ぶよ」
蟻とキリギリスならば父はまさにキリギリス
だが、父は殺しても死にそうもないくらい元気だ
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童話では、蟻は未来を見据え、計画性があり蓄えをモットーとし
勤勉で真面目でと言う設定
キリギリスは無計画で面白おかしく過ごせばイイやと楽天的
童話では、「蟻」に軍配を挙げ
子供に「ね？だからあなたも蟻さんみたいな大人にならなきゃダメよ」と
諭すための教育童話だ
だが
現実はどうだろう
少ない金利で預金もままならず
その日食うお金でやっとだ
真面目に勤勉にコツコツしてきた老人たちが困っている
コツコツコツとイヤな事にも耐えてきたであろう
ストレスをいっぱいいっぱい受けてるだろう
蟻
童話はもう適応しきれない
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