溺愛　犬型人間　猫型人間

人の性格をよく動物で例える

よく耳にするのが「犬型」「猫型」

（そうしょっちゅうじゃないけど）

犬は人懐こく陽気で忠実で媚を売ると言うところか

猫はクールで計算高く決して従事ないと言うところか

ペットとして人気が高いのは勿論「犬」の方
和をもって貴し　家族の一員としての協調性

言葉を発しない動物だが「犬」は、喜怒哀楽を全身で表現してわかりやすい

ペットショップでも９割かた犬を扱う店が多い
猫を置いてない店さえ多い



猫は感情をあまり表に出さない（個個に個体差はあれど）
撫でると目を細め気持ちよさそうに喉を鳴らす
呼び掛けに対しても返事の代わりに尻尾の先をほんの僅かに振る

↑これも私が「撫でてやる」のじゃなく「撫でさせていただく」みたいな感じ
猫も「撫でさせてあげる」みたいな態度（笑）


犬と違って全身を使い目いっぱい感情を表すことも少ない
派手さに欠ける　オーバーアクションじゃない
態度もアンニュイかつ横柄
常に上から目線で高ピーだ
感情表現は地味だ　わかりにくい


子供の頃に実家でずっと犬を飼っていた
ペットと言うより番犬

主人である家人と他人を区別して
誰かが帰ると引きちぎれんばかりに尻尾を振り
鎖の限界までジャンプして激しく飛びかかり
もう嬉しくて嬉しくて１００年の恋人との再会のように喜ぶ

エサを「待て！」と命じると伏せて待つ

ヨダレをダラダラ　息もハァハァ　小刻みに落ち着きなくじれる
食べたい衝動と命令を忠実に遂行したい葛藤で身をよじって
クゥゥゥゥ・・・と苦しそうな声を出す
エサと私の顔を忙しなく視線を動かし
涙目になって訴える

１分くらいが限界だったかな
命令より食欲に負けてガッ！と食いついてしまうのだ
そこで叱り飛ばせばもっと限界時間の延長の練習にもなったかも知れない

ガツガツガツと物凄い勢いで食べ切り
フッと顔を見上げる
満足感でホッとした顔

私の怒って睨んだ視線に気づきハッと表情が変わる
＜しまった！＞みたいな顔で情けない顔で泣きそうな顔で困った顔で
私に媚を売る
足元でご機嫌をうかがうような甘えた仕草

そんな犬が大好きだった

私は犬の方が好きだと思ってた


私はずっと「犬型人間」の性格が好きだと思ってた
自分もどちらかと言えば「犬型人間」の性格になりたいし
付き合う人も「犬型人間」の方が付き合いやすいと
そう思っていた

猫

プライドが高く
威厳さえ感じるお澄まし顔でツンとした態度
気まぐれなお姫様

そんな時は私は下僕となってお猫さまに傅く（かしずく）そんな主従関係

それが一転
私の足に絡みつき膝に乗りたがり
顔を見上げて＜ねぇ？ねぇ？＞と首を傾げて甘えてくる時

あまりのギャップにもうメロメロ

きゃきゃきゃきゃわいいいいいいいぃぃぃ～～～

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犬を女性に例えると「純朴清楚な良妻賢母」だとすれば

猫は「小悪魔な悪女」と言えるかな




【※注意※】

あくまで私の主観であります