アクアリウム　ラミレジィ産卵

ドイツラミレジィが気に入って飼うことにしたのが半年前。

何回も何回も産卵を繰り返してるのですが、孵化したのは２回。
それ以外は産み付けた翌日には食卵してしまい孵化までには至らない。

なぜ？

わかったのは、「ペアのみ単独飼い」だと、産卵子育てが出来るみたい。
他の生体が居る環境では、たぶん野生の本能で
「誰かに食われるくらいなら自分で食う」みたいな感じ？

産卵する時に物凄く神経質になる。
回りの環境を気にしてピリピリした様子が見て取れる。
安心して産卵出来るように他に生体の居ない環境を整えてあげたつもり
だったのが、すごく攻撃的に何かを気にしてる様子で
よく見たら「ラムズホーン」だった。

石のように流木に張り付き身動き一つしないラムズホーンでさえ
気になって気になって安心出来ないくらい神経質になるようだ。

自然の状態での産卵孵化子育てを見られたのは、
今思えば大変に貴重でラッキーだったのかも知れない。

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昨晩も「産卵」が見られた。
２０匹くらい居る６０センチ水槽の片隅で石に産み付けてるペア。
３週間～１か月くらいのサイクルで産卵するので、毎度見慣れた風景。
だが、たいていは翌日くらいから「食卵」が始まり孵化まで至らない。

「人口飼育するぅ～～～！」と、私は言った。

「え？？？」

これ以上増えたら、もう飼うところが無い。と普段から言われてる。
だから、自然にまかせて「食卵」してしまうなら
それはそれで自然淘汰と言うことで仕方無いと受け入れてきた。
＜どうせ孵化しない＞とわかってての産卵風景を毎度見続けてきた。

なんかさ・・・

「私がお母さんになるぅ～！」と言い張った。

「これ以上増えたらどうするの？」

「どーにかなる！」

「・・・」同居人は言い出したら聞かない私に呆れ顔。

出来るか出来ないかわからない。
ネットの情報が頼り。

夫婦で石に生み付け終って卵に張り付いてるのを見るとちょっと心が痛むけど
卵付きの石を取り出した。

強めにエアを掛けてメチレンブルー（消毒液）を１滴入れたキューブ水槽。
３日後に孵化の予定。

生み付けたはずの石が無くなって、夫婦は呆然としてる。
あったはずの場所を行ったり来たりして探してるようだ。

「ラミレジィの脳味噌なんて耳かき１杯より小さいから
すぐ忘れるよね～」と、自分に言い聞かせた。

でも、子育てに知能なんか関係ない。
本能なのだ。ＤＮＡに刷り込まれた子を産み育てる本能。
それは、子供を産み育てたことのある私にもわかる・・・

ごめんね